

沖縄県糸満市にある介護老人保健施設 白寿園では、高齢者の健康維持の一環として、ボランティアのセラピストによるフットマッサージやハンドマッサージを定期的に行っています。
高齢者の方々のお肌は乾燥が激しく、ゲルで保湿しながらお肌を柔らかくし、マッサージしないとお肌を逆にいためてしまうこともあります。
しかし、合成成分で出来たゲルは肌になじまず、マッサージの途中ですぐ乾いたり、お肌が柔らかくならないものばかりでした。
乾燥した刺激に敏感な高齢者の方々に合うゲルは、「使用感がよく、保湿性に優れ、マッサージしてもすぐに乾かない、刺激の少ない、天然由来の原料でできたゲル」ということになります。
しかしゲル自体が天然である商品をなかなか見つけることが出来ず、ましてやすべての成分が天然由来で、使用感のよいゲルなどというものは皆無だったのです。
そこで、白寿園の理事長である平良茂氏が高齢者の敏感肌にもよく馴染むゲルの開発に乗り出しました。

検討に検討を重ねた結果、トウモロコシ由来のゲルと、ベントナイトと呼ばれる泥土、そして増粘多糖類のキサンタンガムの数十通りの組み合わせから、最もコンセプトに則した天然ゲルのレシピの開発に成功したのです。
さらに、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を惜しげもなく配合した上で、防腐剤も天然のグレープフルーツ種子エキスを採用し、ついに全成分天然由来ゲルが完成したのです。
完成したゲルをマッサージに使ってもらったところ、使用感と保湿力がとてもよいと大評判でした。さらに、何を使ってもお肌に合わなかった敏感肌のスタッフが、試しにこのゲルをお顔に使ってみたところ、自分の肌にピッタリ合い、化粧水や乳液をつけなくても全然平気ですと、とても喜び、1日も早く商品化してほしいと懇願されました。
こうして全成分が天然由来のオールインワンゲル「パーフェクトナチュラルゲル」が誕生したのです。